こんにちは、アサヒです。
現在ユーロドルのナンピンマーチンEAを検証しているのですが、未だにどういうルールで運用するか迷っています。
手動で損切りすべきなのか、追金して放置するべきなのか、どういうルールで運用すれば効率よく利益を残せるか日々考えています。
そんな中、今月またしても手動で損切りを行いました。
昨年11月から検証を始めて、もうこれで4回目の損切りです。
とはいえ、トータルではプラスになっているので良いと言えば良いのですが、もっと高いパフォーマンスを出せる気がしてなりません。
今後のためにも整理しておこうと思います。
月末月初に荒れやすいユーロドル
2021年1月27日の夜に、要人発言でユーロドルは急落しました。
この時点でロングポジションを8個抱えましたが、含み損も1万円前後だったので特に気にせず放置していました。
その後はチャートを見ることもなく普通に就寝。
しかし、0時前になんとなく目が覚め、何気なくスマホでチャートを見てみると、下落はさらに続いていました。
この時点で11ポジションになっており、含み損も10万円以上ありました。
『あれ、これやばくね?』とベッドから飛び起きました。
寝ぼけていたので状況を整理し始めました。
推奨証拠金はあてにならない
このEAの推奨証拠金は最低ロットで10万円〜15万円なのですが、これまでの損切りの経験から、10万円では足りないことがわかりました。
やはり相場次第ですね。相場によって10万円で足りるときもあれば20万円ないとダメなときもあります。
特にユーロドルは月末月初に荒れやすいので、証拠金は多めに入れておいた方がいいです。(あるいはEAを停止させておくか。)
なので、今回は20万円入れていました。
しかし、含み損が10万円を超えたのを見ると、20万円でも足りるか不安になりました。
とりあえずどこで反発しそうかを探します。
S3まで資金はもつか
現在地を確認すると、S2をブチ抜けているので、S3まで到達する恐れがあります。
そこまで資金がもつかどうかです。
ただ、資金が持ったとしてもS3まで到達してそこから反発を確認して決済して・・・という流れを考えたとき、何時間もチャートを監視しないといけないので面倒に感じてきました。
さっさと寝たかったのです。笑
また、S3までいっても11ポジションのままなら含み損は15万円ほどで済んだようですが、おそらくもう1個ナンピンが入ると思うので、そうなると資金はショートしてしまいます。
なのでこのあたりで手を打ちたいと考えていました。
S2まで上昇したところで損切り
幸いにも、0時を回ると上昇していきました。
下降トレンドが形成されたと考えると、おそらくS2がレジスタンスになって下がっていくだろうと想定しました。
レジサポ転換ですね。
なので、もしレジサポ転換が起こるとすればS2まで戻したときが絶好の損切りポイントとなります。
ということでS2で損切りしました。
スマホで操作してたのであたふたもたついてしまったのと値動きが激しかったのもあり、狙っていたポイントから少々不利な位置で損切りしてしまいましたが、4万円ほどの損切りとなりました。
一応今月はまだ1万4,000円ほどのプラスなので、勝ち越してはいます。
損切り後に上昇
損切りした後ホッとしてすぐ寝たのですが、朝起きてみるとまさかの急上昇でした。
S2ではなくS1がレジスタンスになったようですね。
ここまで戻すなら全然損切りしなくてよかったじゃん・・・と少し後悔していますが、まあ結果論なので仕方ないですね。
28時からFOMCも控えてたので、下落が続く可能性もあったわけですから、ナイス損切りということにしましょう。
しかし、もし0時前に目を覚まさず、朝までぐっすり眠っていれば余計な損切りをしなかったわけなので、そう考えるとなんで目を覚ましてしまったんだと残念な気持ちもあります。
いや、前向きに考えることにしましょう。
この損切りもすごく勉強になりました。
全資金飛ばすのと損切りのどちらがいいか
今回損切りをしようと思った背景には、『20万円全部飛ばすのと、損切りして傷を浅くするのどちらがいいか』と自分に問いかけたからです。
プロスペクト理論が働くので、人はなかなか損切りができません。
今回も損切りしたら利益が減ってもったいないと心の底では思っていました。
しかし、20万円吹っ飛ばした未来を想像したとき、めちゃくちゃショックを受けているのが見えたので、それならダメージは小さくした方がいいと思い損切りしました。
また、僕は複数のEAでポートフォリオを組んで同時運用しているので、このEAが負けても他が勝ってるからいいか、と精神的な余裕を持つことができたのです。
これはすごく大きいと思います。
1つのEAに頼り切ってしまうとなかなか損切りができません。
心の余裕を保つためにもポートフォリオは必要ですね。
実はうまくいっていない損切り
というわけで今回で4回目となる損切りですが、振り返ってみると実は4回とも損切りはうまくいっていません。
損切りしなければ利確できていたというパターンばかりで、損切り貧乏になってしまっています。
トータルプラスで勝ち越しているのでましなのですが、余計な損切りを減らせばもっと利益を伸ばせそうです。
このEAには大きなポテンシャルを感じます。
それを引き出す要素が今回よくわかりました。
それは多めの証拠金です。
証拠金が少ないから溶けるのを懸念して損切りしてしまうのです。
推奨証拠金が10万円〜15万円と言われていたので、それを盲目的に信じてしまったのがダメでした。
ユーロドルは急に一方的な方向へ行っても、後でしっかり押し目・戻し目を作っているので、そこまで耐えた方がいいみたいです。
20万円あれば大丈夫かと思っていましたが、余裕を持って50万円くらい用意した方がいいかもしれません。
もちろん、10万円〜15万円で損切りを入れながら少しずつ増やすという戦略もアリだと思います。
資金が用意できないうちはそういう戦略になるでしょう。
ですが僕はもう4回も損切りして、その度に少なからずドキドキしているので、あんまり精神に負荷をかけたくないなと思っています。
なので、証拠金を増やす方向性で今後は運用していこうと思います。
だんだんと挙動がわかってきたので、ストレスなく運用できるように使いこなしていきたいです。