こんにちは、アサヒです。
9月は第1週目からいきなりやらかしてしまいました。
強制ロスカットで20万円の損失です。
一応、資金管理はできていたので、20万円失っても、まだトータル利益は20万円ほど残っています。
なので、ダメージとしてはそこまで大きなものではないのですが、もっと早く損切りできたなという後悔もあり、今回の強制ロスカットでかなり学ぶことができました。
自分なりの運用ルールが確立できたので、忘れないようにここに書き留めておきます。
珍しい時間帯にフルでナンピン
9月2日(水)の15時半ごろ。
何気なくポジションを見てみると、ロングをフルでナンピンしていました。
この時間帯でのフルナンピンは、過去1回しか見たことありません。
その時は含み損が10万円近くになっていましたが、戻ってくれたのでプラ転したところで手動決済しました。ただ、手動決済しなくてもさらに戻ってくれたので自動でもよかったなと思ったのを覚えています。
今回もその時の記憶から、戻ってくれるのではないかという期待がありました。
含み損も5万円程度で、戻りそうな気配もありました。
なので、ろくにチャートも見てなかったんですね。
これが大失態を招くことになります。
すでにピボットのS1に到達
僕がチャートを見たのは16時に切り替わりそうなこの場面。EURUSD1時間足です。
15時の足で、S1を突き抜け、下ひげをつけて終わりました。
このまま16時の足で上昇してくれるかと思いきや、S1を実体でしっかり抜ける陰線になりました。
まずこの時点で損切りを考える必要があります。
S1でフルナンピンなら損切りを考えるべき
S1を抜けて次に目指すのはS2です。
事実、この日はしっかりS2まで到達しました。
S2まで行くのがわかっている上に、フルでナンピンしてるので、もう含み損が増える以外の道はありません。
値段の現在地と、ポジション数を鑑みれば、プラ転の可能性が低いとわかったところで損切りすべきでした。
でも僕は、久しぶりにこういうやばい状況に直面したので思考がなまっており、適切な判断をくだすことができず、スルーしてしまいました。
確かこの時点での含み損は10万円くらいです。
この金額に面食らってしまったんでしょうね。
絶好の損切りポイントを逃す
16時の足で陰線をつけたものの、17時の足で綺麗にS1まで戻ってきました。
冷静に考えて、これはレジサポ転換です。
S1を下抜けたあと一旦戻し、その後下落していく、という流れがイメージできました。
ということは、この戻しのS1タッチが絶好の損切りポイントになります。
しかし、含み損が5万円ほどあり、僕はこの金額を損切りするのも潜在意識で拒んだのだと思います。
損切りせずにスルーしてしまいました。
200EMAで跳ね返される
18時の足になって、少し上昇しました。
そこで少し期待してしまったのです。
「お?これはS1で反発して上昇する流れか!?」
しかし、200EMAで跳ね返され、グググっと下げていきました。
自分の都合のいいように相場を見てしまった結果ですね。
結局これでまた含み損が膨らみました。
経済指標で損切りのチャンス再び
このままS2まで下がるかと思いきや、ADP雇用統計が発表され、21時の足でまたS1まで返ってきました。
これは絶好のチャンスです。
しかし僕は、この経済指標の効果でもっと上昇するかもしれないと期待し、損切りしませんでした。
ですが結局、また200EMAに阻まれ、下落していきました。
やはり大局の流れの方が強いみたいです。
ここで損切りできていれば、5万円以下の損失で済んだのに、自分の都合のいいように考えてしまうのはまだまだですね。
S2での反発に期待する
ここまできたら、もうS2での反発に期待するしかありません。
夜も遅かったので、もうどうなってもいいやと思いながら寝ました。
でも気になって夜中ちょくちょく見てましたね。笑
S2で反発はしているものの、何度もS2を突破しようとする動きをしていて、これはもうダメかもしれないと思いました。
しかし朝5時。
なんと急激に上昇したではありませんか!
ニューヨーク時間が終了したので一時的に戻したのでしょう。
そんなことはわかってます。
が、
「このまま上昇するかもしれない」
という淡い期待を抱いてしまい、ここでも損切りができませんでした。
これが最後のチャンスだったのに。
S2で反発してから切ろうと思っていたのに、結局切ることができませんでした。
ピボットは日をまたいだら更新されます。
となると、もはや今のS2を意識する意味はなくなります。
だから本当の本当にここで損切りすべきでした。
でも、マイナススワップ3倍というおまけもついて含み損は13万円くらいになり、その金額にビビって切ることができませんでした。
予想通り下降して強制ロスカット
その後、予想通り新しいS1を目指して下降し、証拠金も耐えられず強制ロスカットとなりました。
とはいえ、強制ロスカットまで待てたのは、これまでの利益が40万円以上あったからです。
なので、1回くらい大丈夫か〜とゆるく考えてしまい、おろそかになってしまいました。
ですが実際に強制ロスカットを目の前にすると、やっぱり残念ですね。笑
「明確な損切りポイントがあったのにできなかった」というのが何より悔しいです。
まあ人間ってこんなもんですよね。
今回の強制ロスカットで非常に多くの学びを得ました。
また同じ場面が来たら今度は正しい判断をしようと思います。
というわけでちょっとまとめます。
価格の現在地とポジション数で見極めよう
なんだかんだ、今回は値動きの予想ができたのに、自分の都合のいいように考えてしまい、損切りができませんでした。
例えば、S1でレジサポ転換が起きそうってわかったのに損切りしなかったし、S2での反発を狙ってたのに翌日まで持ち越して損切りしなかったし、含み損の額を見てはいけませんね。
価格の現在地と保有しているポジション数で、損切りするかどうかを決めないといけません。
今回の場合、S1をすでに抜けていてフルナンピンしていたので、S2まで証拠金がもったとしても、プラ転までの距離が遠いので、S2まで待つメリットがありません。
もし、まだナンピンする余裕があったのなら、S2まで待ってもよかったと思います。
ですがもうナンピンできない以上、早めに撤退するのが吉です。
S1でフルナンピンしてるなら、S1での値動きを意識して損切りすべきでした。
たとえそれが10万円の損失になろうと、S2までいったときの損失に比べたら半分で済みます。
この差は大きいです。
また、ロンドン時間前にフルナンピンしていたのも、かなり珍しいことなので、時間帯でも注意する必要がありますね。
今回も、16時の時点で少し嫌な予感がしていました。
ですが、プラ転に望みをかけてしまったんですね。
嫌な予感も当たるものですね。
こういう直感も大事にしたいと思います。
チャートをすぐに見てれば対処できたかもしれないのに、それも反省です。
資金は15万円がいいかも
今のところ、20万円の単利運用なのですが、15万円でも大丈夫かなと思ってきました。
というのも、含み損が10万円を超えるってことが滅多になく、仮に超えたとしたら、相場の勢いが強いので強制ロスカットされるまで返ってこない気がしているのです。
であれば、証拠金を15万円に絞った方が損失が少なくて済みます。
今回は20万円の損失でしたが、15万円にしてれば5万円も損失を免れることになります。
ぎりぎりを狙ってリスクリワードを高めたいですね。
まあ一番いいのは手動で損切りできることなんですけど。
次はすぐにチャートを見て判断できるようにしたいと思います。
すぐに損切りして再稼働がベスト
今回、損切りをすごくためらってしまいましたが、すぐに損切りして再稼働した方がよかったなと思いました。
一旦ポジションを整理して再稼働していれば、おそらく今月はプラマイゼロくらいで着地できたはずです。
しかし、やはり強制ロスカットを1度くらうと慎重になりすぎてしまう面もあり、すぐに再稼働とはいきませんでした、メンタル的に。
なので、数日経ってからの再稼働、しかも今までは完全放置してましたが、ちょくちょく停止させて慎重な運用をするようになりました。
でもこれだとダメですね。
運用方針を変えてしまうと、損失を取り戻すのに時間がかかります。
僕は強制ロスカット覚悟で完全放置で回してたわけなので、またすぐに回しっぱなしにしないと利益が取れません。
ただまあ焦りは禁物なので、自分のメンタルと向き合いながら、稼働ペースを戻していこうと思います。
というわけで今月はマイナスになりましたが、MT4の収支ではクレジットのマイナス分まで含まれているので、スクショを載せようと思いましたが実際の現金の収支と違うためやめました。
現金収支はおよそ-17万5,000円です。
強制ロスカットのあとは順調に利益を出してくれたので、メンタルも整ってきました。
10月も頑張りたいと思います。