ユーロドルのナンピンマーチンEAで損切りに苦戦!証拠金とのバランスが難しい!

こんにちは、アサヒです。

11月のユーロドルのナンピンマーチンEAの結果をご報告します。

といっても、今までのEAではありません。

実は10月の後半にEAがバージョンアップし、その新型を11月は稼動していました。

なので旧型はお休みです。

総合的に見ると、新型はパフォーマンスがよくなっているように感じました。

ただ、最後の最後で損切りにやられ、月としてはマイナスで終わってしまいました。

損切りは手動で行ったのですが、もし損切りせず放置してれば爆益になっていたという、よくある悔しいパターンです。

新型なのでまだEAの挙動に慣れず苦戦してしまいましたが、これもいい勉強になりました。

この悔しさを忘れないためにも記録しておこうと思います。

週利10%のペースで増加

11月上旬は大統領選挙の影響を考慮して停止していました。

第3週から稼動をスタート。

すると、週利10%のペースで資金が増加していきました。

これはすごいパフォーマンスだなと思いましたが、ユーロドルなのでそこまで一方的な値動きが少なく、それに合わせて利益を積み上げてくれた感じでした。

しかも最低ロットが0.03 lotからのスタートで、資金10万円にしてはややハイレバな印象でしたが、方向性がないときはエントリーを控えノーポジになる瞬間もあり、かなりエントリーポイントを絞っているように思えました。

第3週は金曜日にキリよくノーポジになったので停止して土日を迎えました。

続く第4週は月曜日の夜に稼動再開し、金曜日まで稼動していたのですが、ここでまさかのショートポジションが担がれてしまい、夕方には1万2,000円のほどの含み損を抱えていました。

米国感謝祭の影響でしょうか。

市場参加者が少なかったのかもしれません。

ユーロドルはグングン伸びていきます。

これを決済すると今週の利益が全部飛ぶので、なんだか嫌だなと思い、放置しておくことにしました。

すると夜には含み損が2万円まで膨らんでおり、ちょっと心配でしたが決済するのももったいないと感じたのでそのまま8ポジションを持ち越しました。

月末に耐えきれず損切り

週が明け月末の11月30日(月)。

相変わらずユーロドルは上昇し、9ポジションに増えていました。

どこまで上昇しそうかを考えてみたところ、とりあえずピボットのR1までは上昇するだろうと予測しました。

↓EURUSD M15

もしR1を抜けたらR2まで向かうでしょう。

9ポジションのままならR2まで向かっても資金量は大丈夫でした。

なのでこのまま様子を見ることにします。

すると、15時の足が終わる頃、一気に陰線を付けて下げてきました。

↓EURUSD H1

もしかしたらこのまま下がるのではないだろうかと期待しました。

含み損も2万円弱まで減りました。

損切りするなら今かもしれません。

しかし、まだ落ちるかもしれないと思うと損切りできませんでした。

この時点でかなり感情が揺さぶられてます。

心が穏やかじゃない時点でもうこのトレードは失敗です。

損切りの金額うんぬんではないく、いかに感情に左右されず資産を増やせるかが大事です。

せっかく自動売買を使ってるのにあたふたしてしまっては意味がありません。

改めて運用ルール作りが必要だなと感じました。

さて、欧州時間が始まると、しばらくは上に行こうか下に行こうか迷っているように見えましたが、上の勢いが強く、ついにR1を突破してしまいました。

↓EURUSD M15

ここでまたかなり感情が揺さぶられました。

損切りするか否かです。

R1を抜けているので、おそらくR1をサポートにしてR2まで伸びていくだろうと思いました。

もしR2を抜けても、日足の直近高値で何らかの反発は起こるだろうと思いました。

↓EURUSD D1

ここを超えたらもうどこまで行くかわかりません。

とりあえず日足高値まで耐えようかと思いました。

しかし、ここで新たにナンピンが入ってしまい、10ポジションになってしまいました。

もうこのロット数ではR2までの資金が足りません。

追加で入金して耐えるか、ここで損切りするかの判断が迫られます。

考えに考えた結果、損切りを選択しました。

まだ使い始めたばかりのEAなので原資回収できておらず、全ての資金を失うリスクを取るより、ここで損切りして運用資金を確保する方が今の段階ではいいだろうと思ったからです。

もし原資回収できていればそのままR2まで様子見したかもしれません。

何はともあれ損切りすることに決めました。

あとはどこで損切りするかです。

R1まで戻したところで損切りするのがセオリーでしょう。

ただ今回はR1を下抜けてきたので、そこで損切りしました。

↓EURUSD M15

損切り額は4万7,000円ほど。

損切りした直後にグッと下降していったので、『あれ、もしかしたら放置してたらプラ転したかもしれない』と少し後悔しました。

もしこれ以上下がるのであれば完全に損切りが裏目に出ることになります。

ここまで来たらもはや上昇してほしいものです。

とりあえずこの日はもうチャートを閉じ、翌朝見てみました。

すると、やはりR2まで伸びて一気に下落していました。

↓EURUSD M15

面白いくらいテクニカル通りに動いていますね。

ピボットすごいなと思いました。

R2というレジスタンス、そして日足の直近高値も強いレジスタンスになったのでしょう。

みんな売り場を探していたのかもしれません。

だから一旦上昇させてレジスタンスラインまで持っていき、そこで売る。

そんな大衆の意思を感じました。

というわけで結果的にはR2まで耐えられるくらい追加入金して放置しておくのが正解だったんだなとちょっぴり残念です。

資金量のバランスには本当に悩みます。

あくまでも10万円で稼動させるのか、それとも柔軟に20万円、30万円と追金するのか。

開発者が述べる推奨資金は、あくまでも推奨であって、足りるかどうかは相場次第です。

相場を見ながら柔軟に資金量をコントロールするのが望ましいと思います。

ただ今回は何回ナンピンするのかわからず、ひょっとしたらさらなるナンピンが入って完全に資金ショートした可能性もあったので、損切りして正解だったと思うことにします。

10万円での運用にこだわるなら、資金を守るために損切りが必須ですね。

これに早く気付けばよかったです。

そうすれば、損切りをもっと早くできたかもしれません。

今振り返ると、一番最初に損切りを検討した15時の足が絶好の損切りポイントでした。

20EMAにも近いですし、ここで切っておけば2万円弱の損失で済みました。

↓EURUSD H1

でもこれリアルタイムで見てるとなかなか気付かないんですよね。

ぴったりタッチしてくれればわかるのですが、後から見返して『あ、ここだったのか』と気付きます。

移動平均線での損切りは曖昧性が高いですね。

多少損失が大きくなったとしても、ピボットを基準にした方が明確なルールを決められそうです。

損切りしたら褒めよう

今回のトレードはかなり感情が揺さぶられました。

こんな運用してたらメンタルが崩壊します。

なので改めて運用ルールを確立しなければと思いました。

まあ初めて使うEAなのでしょうがない部分もありますね。

とりあえず原資回収までは損切りを入れつつ10万円で動かしていこうと思います。

利益率も良さそうなので、すぐ回収できるでしょう。

ちなみに今回は損切りしたあとすぐ再稼働したのですが、着々と利益を生んでくれています。

一旦ポジションを綺麗に整理するという意味でも損切りは有効ですね。

損切りした次の日は何か自分にご褒美でもあげようと思います。

普段甘いものを控えてますが、特別にスタバの甘ったるいフラペチーノを頼んだりとか。笑

普通は勝ったときにちょっと贅沢しようと思うものですが、それよりも、損切りした日こそ贅沢した方がいいと思います。

そうすれば、『損切りはいいことだ』と体に染み込ませられます。

勝ったときに贅沢してたら、損失を出したときにショックが大きくなるので、勝ったときは何もしない、損切りした日こそあえて贅沢をする、こうやって感情をコントロールしていけたらいいなと思います。

今回の損切りが次につながるように精進します。

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