20万円の損切りに学ぶナンピンマーチンEAの運用方法

こんにちは、自分の愚かさを猛省しているアサヒです。

僕は今、ドル円のナンピンマーチンEAを使用しているのですが、毎日勝手に増えていく口座残高を見て感覚が麻痺していました。

『放っておいても何も問題ないでしょ』と高を括っていたところ、その日はやってきました。

2019年11月15日、金曜日。

この日がどれだけ注意しなければならない日かご存知でしょうか。

僕は無知だったので痛い目にあいました。

その結果、20万円以上の損失を出してしまったのです。(100万円で運用)

補足しておきますが、決してEAが悪いわけではありません。

運用ルールを守らなかった僕の失態です。

実際、運用ルールを守っているモニターさんは、今週もしっかりと利益を残しています。(10万円〜20万円で運用)

【+1万8,811円】

また、証拠金維持率をコントロールしながら運用されている方は、損切りせず逆に爆益を出されています。

【+11万699円】

ですので、今後ルールを徹底して守るためにも、備忘録として、なぜこんな失態を犯したのか記したいと思います。

※あくまでも僕が思ってることですので、ここに書いてあることが正しいとは限りません。判断は自己責任でお願いします。

2019年11月15日(金)は週末とゴトー日が重なっている

金曜日は、翌週にポジションを持ち越したくないトレーダーが多く、調整が働き値動きが読めない相場になりやすいです。

持ち越すと、土日に何か大きな出来事があったとき、自分が持っているポジションと逆方向に行ってしまうリスクがあるため、金曜日で手仕舞いしてしまおうという気持ちがあるんですね。

金曜日のドル円の傾向としては、ドル買いの需要が高まり、上昇するイメージがあります。

もちろん、あくまでも傾向ですので必ずそうなるわけではありません。

ただ、11月15日はゴトー日でもあります。

そのため、仲値発表の9時55分までにドル買いが進む傾向にあります。

実際、この日はドル円は上昇傾向でした。

ドル円5分足↓

経済指標は小売売上高に注目

この日はアメリカの経済指標が盛りだくさんでした。

中でも注目は小売売上高です。

22:30に複数の指標が発表されました。

  • 輸入物価指数
  • ニューヨーク連銀製造業景気指数
  • 小売売上高

少し下がったものの、結果が色々と絡み合って最終的には上昇を継続。

その後、鉱工業生産指数が発表されましたが、やはり上昇を継続。

大きな変動もなく上昇を続けました。

EAは止め推奨

以上の通り、金曜日でゴトー日で重要な経済指標も控えていたため、EAは停止させるのが推奨されていました。

ちゃんと停止したモニターさんは何のダメージもなく利益を残しています。

しかし、僕はこれまでのEAの力を過信してしまい、『まあ今日も大丈夫でしょ』と安易に考えてオンにしたままの状態でした。

ところが、朝方に取ったショートポジションが担がれてしまい、ナンピンを繰り返して最終的に5ポジションになりました。

証拠金維持率はまだまだ大丈夫だったのですが、持ち越して窓開けして大損したら怖いなと思い、夜中に損切りしました。

しかし、この損切りは遅過ぎで下手くそなやり方です。

もっと前に『ここで損切りすべきかな』と思うポイントがあったのです。

そのポイントを解説します。

綺麗な上昇トレンドの押し目で損切り

僕はMT4に4本の移動平均線を設定しています。

  • 期間200のSimple
  • 期間20のExponential
  • 期間50のExponential
  • 期間100のExponential

なぜこのように設定しているかという理由は・・・適当です。笑

ネットで検索してどこかのサイトにこれがいいって書いてあったので、それをそのまま使ってます。

鵜呑みにするのもどうかと思いますが、とりあえず僕は納得して使ってるので、自分にあった設定を使うといいと思います。

これを見てもらうとわかると思うのですが、綺麗に上昇トレンドを描いてますよね。

とりあえず僕は、21時くらいまで様子見して、それで下がらなかったら損切りしようと思っていました。

その時点ではまだ4ポジション、含み損は10万円前後だったので、余裕がありましたしね。

が、しかし、『指標で下がるかもしれないし、もう少し様子見るか』と損切りを引き延ばしてしまったのです。

22:30の指標発表で下がり、含み損が6万円台になりました。

『ここで切るべきか』と思いましたが、今週の利益が5万5,000円くらいだったので、ここで切ったらマイナスになると思い、放置しました。

しかしその後上昇トレンドが続伸。

もういいやと諦めて寝ました。

でも気になって3時ごろ確認。

すると5ポジションになっていて、ちょうど押し目を付けているところでした。

ここは絶好の損切りチャンスです。

なぜなら、上昇トレンド中で50 EMAまで戻ってきているので、ここで反発してまた上に行くタイミング、つまり押し目だと判断できたからです。

含み損は10万円〜12万円をうろうろしていました。

『切るなら今だな・・・』と確信したのに、結局10万円という数値に面食らって放置してしまいました。

しかも徐々に下がってきたので、『これはもしやプラ転するんじゃないか!?』と淡い期待を寄せます。

ちなみに15分足で見ると20 EMAの反発点なんですけどね・・・

下がることを期待しましたが、ビヨーンと上昇。

そのとき、僕はこんな言葉を思い出します。

【トレンドは明確な転換シグナルがない限り継続する】

そう、ダウ理論です。

確かに今、指標発表も終わり何も材料がない状態、安値も切り上げて高値を更新しています。

つまり、さっき下がってるように見えたのは、やはり押し目で間違いなかったのです。

だから、まだ上昇は継続するだろうと判断して損切りすべきだったのです。

金曜日でゴトー日というおまけもありますしね。

ですが損したくないという気持ちが邪魔して損切りが遅れてしまいました。

その結果、次の押し目っぽそうなところで損切りしました。

マイナス22万円。判断が遅すぎました。もう少し早ければ10万円のマイナスで済んだのに。

しかも損切りしたあと下がっててちょっと悲しかったのですが、まあ損切りとはそういうものなので、後の値動きに関してはあまり気にしてません。

僕は今回、お祈りトレードをしてしまいました。

自分が売りポジションを持っているからといって、下がってくれと祈ってばかりだったのです。

しかし、冷静にチャートを見れていれば損切りしなければならない場面だと判断できたはず。

文字で書くのは簡単ですが、実際その場面になると気持ちをコントロールするのは難しいんだなと痛感させられました。

でも、これでまたひとつ成長できたような気がします。

EAの停止推奨を無視して稼働するときの心得

基本的には危なそうな日は事前に停止することが望ましいのですが、もし攻める場合は、今回の反省を活かし、下記のことを守って運用したいと思います。

損切りが発生する可能性があると心得る

攻めるわけですから、その分リスクもあります。

『何もしなくても大丈夫』なんて思わず、時折チャートを確認して危なくないか判断しようと思います。

トレンドは続伸すると心得る

自分が持っているポジションの方向と逆へ行ったとき、『下がってくれ(上がってくれ)』とお祈りしても意味はありません。

トレンドは基本的に続伸すると心得て、押し目(戻り目)で損切りすると覚悟を決めたいと思います。

含み損で損切りを判断しない

『ここで損切りしたら今月の利益が全部吹き飛ぶ!』と考えてしまうと、途端に損切りできなくなります。

これは完全に自分都合で、相場には関係ありません。

僕はそのせいで損切りを引き延ばしてしまいました。

含み損の値段で損切りを決めるのではなく、ローソク足の動きで判断して、その相場において適切な場面が来たら損切りしようと思います。

適切な場面っていうのは人それぞれですけどね。

自分がココだと思ったところで損切りするのが大切です。

損切りができたら自分を褒める

損切りって本当に辛いんですよ。

『せっかく今月プラスだったのにマイナスになっちゃった』なんて日は喪失感がすごいです。

でも、未来のことを考えれば、もっと大きな損をしていたかもしれない、それを回避できた、つまり素晴らしいことなんです!

だから損切りができた日は、『ナイス損切り!』と自分を褒めましょう。

僕も今、『よくやった自分!』と褒めまくって平静を保ってます。

損切りしなければどうなっていたか?

実は今回のトレードは、損切りしなければプラスになっていました。

米中貿易の関係で、週明け月曜日にドーンと下がったのです。

ですので、僕以外のモニターさんはプラスでした。

損切りしたのは僕だけかも・・・笑

実際僕も証拠金維持率はまだ余裕がありましたので、損切りしなくても耐えれたと言えば耐えれました。

しかし、含み損にうろたえて無駄に損切りしてしまったのです。

含み損にうろたえるということは、運用資金が自分にあっていないということです。

『まあこれがなくなっても再入金してやり直せばいいか』と思えるくらいの金額で運用しなければダメです。

僕は一気に100万円失う恐怖に耐えられなかったため、無駄に損切りをしてしまったというわけです。

もし100万円の運用資金があるなら、それを全部使うのではなく、50万ずつにわけて、1回ロスカットを食らってもやり直せるように運用するといいでしょう。

そうすれば、変に損切りすることなく、トータルでプラスになるはずです。

感覚的な話ですが、指標を無視してノンストップで回し続けても、ロスカットにあうのは年1、2回しかないような気がします。

もちろん、今後もそうだとは言い切れませんけどね。

相場は上がり続けたら、どこかで必ず下がります。逆に下がり続ければ、どこかで必ず上がります。

証拠金維持率を見ながら戻ってくるまで待つのも有効な選択肢ですね。

ただ、僕みたいに含み損にうろたえるなら、右往左往しなくていいように、指標や週末はオフにするのが望ましいと思います。

ナンピンマーチンEAはリスク管理が超大事!

ナンピンマーチンEAは相場がいいときは爆益です。

しかし、それに甘んじてリスク管理を怠ると最悪ロスカットになります。

短期的な視点しか持たないのはギャンブルと同じです。

長期的な視点を持って、きちんとリスク管理をして資産を守っていきましょう。

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