こんにちは、アサヒです。
ここ最近、FXの自動売買EAにハマっておりまして、どれがいいか複数検証しています。
9月の終わり頃に、Twitterで【モンセレ】というEAを見つけ、評判も良さそうだったので使ってみることにしました。
1ヶ月運用してみた感想としては、ロジックが面白く、長期目線で運用するならアリだなといったところです。
それでは運用報告にまいります。
2019年10月 +10,992円
何はともあれどれくらいの実績が出たかですよね。
10万円の資金で運用して、1ヶ月で10,992円の利益でした。
ちなみに1度も停止させていません。
文字通り完全放置の結果となりました。
ただし含み損あり
完全放置という言葉に魅力を感じるかもしれませんが、実は含み損を抱えています。
上図は11月初旬時点での含み損です。
利益より大きな含み損なので、ここで全てをクローズするとマイナスということになりますね。
しかし、モンセレの場合はこれで大丈夫なんです。
含み損は善
人は損することが嫌いなので、まだ損失が確定していない含み損であっても精神的に不安や焦りを感じることがあります。
しかし、モンセレの場合、相場はいつか戻るという前提のもと、含み損は善として運用されています。
例えば今回も1万6,000円以上の含み損がありますが、しばらくすれば戻ってくるから全然問題ないというスタンスです。
ただ、いつ戻ってくるかはわかりません。
明日かもしれないし、1ヶ月後かもしれないし、もしかしたら半年後かもしれません。
『そんなに持ち続けて大丈夫なの?』と思われるかもしれませんが、実はそこにモンセレのロジックの秘密があるのです。
低ロットで証拠金維持率を高くする
上図を見てほしいのですが、ポジションをたくさん持って含み損もありますが、証拠金維持率が6,000%以上をキープしています。
XMの口座を使用しているので、20%以下にならなければロスカットされません。
そう考えると6,000%は非常に余裕があります。
年始のフラッシュクラッシュにも耐えた実績があるので、そこまで焦ったり不安に思ったりする必要はないですね。
もちろん、推奨資金と推奨ロットを守っていることが前提ですよ。
スワップでプラスを稼ぐ
モンセレはポジションを長期保有しますが、プラススワップしか保有しません。
EURUSDであれば、ショートを持てばプラススワップなので、ショートポジションは損切りせず持ち続けます。
逆に、ロングはマイナススワップなので、一定の時間が経ったら損切りするようになっています。
つまり、単純に戻ってくるまで待つのではなく、スワップで稼いで含み損を打ち消そうという考え方なのです。
だからこそ長期保有が有効なのです。
ちなみに、1通貨ペアの1方向で最大10個までしか持たないようになっているので、それ以降は新たなエントリーをしません。
EURUSDのショートポジションが10個になったら、それ以降はEURUSDのショートはエントリーされません。
ただひたすら戻ってくるのを待つ、待つも相場です。
その間にEURUSDのロングや、USDJPYで少しずつ利益を上澄みしてくれるというわけです。
もしこういった設定が嫌な場合は、自分で変更することも可能です。
持てるポジションの最大数を変更したり、プラススワップのポジションでも自動で損切りするように設定したり、かなり細かいところまで変更できます。
ただ、個人的には初期設定のままで使った方が、モンセレの威力を発揮するんじゃないかなと思います。
ユーロドルは戻ってきた
10月に抱えた含み損ですが、10月15日ごろにショートしたEURUSDです。
上図は4時間足ですが、赤枠のところでショートポジションが10個溜まりました。
見ての通り、その後上昇しています。
しかし、およそ1ヶ月後の11月中旬、同水準まで戻ってきたのです。
プラススワップも貯まりまくって決済できる水準になりました。
が!
僕は諸事情で11月上旬にEAを停止してポジションも全部決済してしまいました。
そのため、マイナスになってしまいました。
もし停止せずにずっとオンにしていたら、プラスになっていたでしょうね。
実際、モンセレには運用者が集まるコミュニティがありますが、その人たちはプラ転したみたいです。
長期目線がいかに大事かがわかるトレードでした。
すぐに稼ぎたいギャンブラーには向いていない
ここまでご紹介してきた通り、モンセレはかなり長期目線で考えられたEAです。
だからこそ放置が可能だとも言えます。
ナンピンマーチン系だとその日のうちに爆益が出たりしますが、モンセレは堅実に長い期間をかけて安全に稼ぎます。
ですので、月利で見るより年利で見た方がいいんじゃないかなと思います。
1ヶ月しか運用していないと含み損入れたらマイナスになることもありますからね。
何ヶ月も運用して、含み損がなくなったところで利益を見てみれば、平均月利20%程度にはなるのではないでしょうか。
ですので、長期目線で考えられない人には、ちょっと向いてないかなと思います。
推奨ロット以上にしたり、勝手に損切りしたり、目の前の利益しか優先できない人は、モンセレの方針とは真逆なので、一瞬利益が出ても飛ばす可能性があります。
余剰資金があって、ずっとチャート見なくても大丈夫、くらいの心持ちの方が、モンセレは向いていますね。
気付いたら利益出てた、みたいな感じになると思います。
というわけで、僕も余剰資金ができたので、11月中旬からまたオンにしました。
今度は一切止めずにどこまでいけるかのんびり待ちたいと思います。
【追記】
モンセレのその後
⇒【FX自動売買EA モンセレ】2019年12月の利益は7,942円!ロスカットは回避!
僕がメインで使っているEA
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