ナンピンマーチンEAに最適なパラメータは存在しない!どんな設定でも負ける!

こんにちは、アサヒです。

今回はナンピンマーチンEAの最適なパラメータについて解説していきます。

今ネットを見渡せばナンピンマーチンEAが無限に転がっていると言っても過言ではないと思います。

その中には、自分でパラメータを設定してカスタマイズできるEAもあります。

ナンピンマーチンの仕組みを理解している人であれば、自分好みに設定できるので非常に便利なEAだと思います。

動画で解説

無敵のパラメータは存在しない

パラメータを設定する際に気をつけなければならないのは、ロスカットしない無敵のパラメータは存在しないということです。

あくまでも、ロスカットしてもいいからそれ以上の利益率を出せるかという観点でパラメータを設定する必要があります。

僕がよくやっていた失敗としては、ロスカットしたら

『うわ、このパラメータじゃダメだ!』
『もっとナンピン幅を広げてたら大丈夫だったな』
『もっとマーチン倍率下げて含み損が膨らまないようにしよう!』

といった形で、ロスカットしたその1場面だけを見てパラメータを変えてしまっていました。

確かにロスカットした相場をあとから振り返って、ナンピン幅がこれくらいだったら耐えれてた、マーチン倍率をこれくらいまで下げてたら耐えれてた、というのはわかりますが、しかし、その1場面だけなのです。

仮にパラメータを変更しても、他の場面で通用しないことは多々あります。

ロスカットした1場面だけを見てパラメータを変えるのは部分最適に過ぎません。

目の前のことしか見えていない、非常に視野の狭い考え方なのです。

僕はこのロスカットした場面しか見ておらず、ロスカットを避けたいという感情から、ころころパラメータを変えていました。

ですが1場面だけに合わせるのは全く意味のないことですよね。

全体を通してパフォーマンスが上がるのかを検証してから変更しなければならないのに、ただただロスカットが嫌だという気持ちからパラメータを変更していました。

過剰最適化に陥らない

1場面だけ見てパラメータを変更するのは、いわゆるカーブフィッティング、過剰最適化に当たります。

これは、相場の本質に合わせてパラメータを設定するのではなくて、過去のデータに合わせて設定することを言います。

過去のデータに合わせてるので、過去のデータでは当然勝ちます。

しかし、相場は2度と同じ動きにはならないので、未来の相場では負けてしまうというのがカーブフィッティングです。

このように、ロスカットを避けるためにパラメータを変更しても、その先でまたロスカットにあうので意味がないのです。

ロスカットを避けるためにパラメータを変更するのではなく、トータルプラスにするためにパラメータを変更する必要があります。

つまりロスカットは受け入れなければならないということです。

その上でどれくらいの利益率を出せるのか、この視点が非常に重要になってきます。

稼働時間にも最適なものはない

パラメータの他にもうひとつ、稼働時間という概念にも注意が必要です。

たとえば、『東京時間だけ稼働させれば安全です』といった考え方です。

1日中稼働していて、夜中にロスカットにあったとします。

『うわ怖い!夜は大きく変動するから危険だ!日中だけにしよう』といって東京時間だけ稼働するのも、悪くはありませんが、それでトータルプラスになるかどうかは別です。

ロスカットを避けるためにEAの稼働を東京時間に限定したとしても、ロスカットすることはあります。

別に東京時間が安全なんていう保証はどこにもないです。相場次第です。

これも結局部分最適に過ぎず、カーブフィッティングと同じことなのです。

ある1場面だけを見て、稼働時間を決めるのはカーブフィッティングです。

稼働時間も考え方はパラメータと同じです。

東京時間に限定するのであれば、それでトータルプラスになるのかという視点で稼働時間も決める必要があります。

視点が大事です。

ロスカットを避けるために東京時間のみ稼働にするのではなく、トータルプラスにするために東京時間のみ稼働にする、という視点が重要です。

最適化の本当の意味

『最適化』という言葉は結構危険もはらんでいて、EAの本質を理解していない開発者の言う『バックテストをとって最適化しています』は意味ないです。

『最適化』の意味を『ロスカットしないパラメータ』と勘違いしているからです。

そんなパラメータはないので、意味がないわけです。

逆にEAの本質を理解してる開発者は、『最適化』の意味を正しく理解していて、正しくパラメータを設定しています。

ロスカットを許容してトータルプラスにすると理解しています。

なので、その人が最適化という言葉をどういう定義で使ってるのかでEAの勝敗はわかれるでしょう。

どんなパラメータがいいのか?

では結局、どんなパラメータがいいのかという話ですよね。

僕は正直相場のことはよくわからないので、開発者さんが決めたパラメータをそのまま使っています。

ですが、好みはあります。

いろんなEAを使ってみて、僕は利確が早いタイプの方が好きだと思いました。

ナンピン幅が短めで、すぐ利確するタイプが好きです。

このように、自分の好みでパラメータを決めるのもいいかもしれません。

どうせどんなパラメータにしてもロスカットにあうんだったら、自分のメンタルに優しいものを優先した方が楽だと思います。

なので、仮に僕が使ってるパラメータを教えてくれと言われても、そのパラメータを教えたところで、その人にあうかはわからないですし、資金管理も含めてのそのパラメータなので、もし運用方針が違う人が僕のパラメータを使っても逆にパフォーマンスが落ちると思います。

自分にあったパラメータを見つけた方がいいですね。

目的を見誤らない

パラメータ設定の目的を見誤らないようにしましょう。

ロスカットを避けるのが目的ではなくて、ロスカットにあいながらもトータルプラスにすることが目的です。

ロスカットは絶対に避けられないので受け入れる必要があります。

ロスカットを避けるのが目的になると最適なパラメータは一生見つかりません。

勝てない理由はパラメータではなく資金管理ができてないからなので、聖杯探しにならないように注意しましょう。

おすすめの完全自動システム

今おすすめのEAとしては、PACという完全自動システムが人気です。

完全放置でもうすぐ1年が経とうとしているところですが、利益率が177%という実績になっています。

なぜ完全放置でいけるかというと、PACの運営さんのシステムトレードをコピーする仕組みだからです。

コピーと言ってもMAMやPAMMではなく、運営さんのデモ口座から自分のリアル口座にトレードをコピーするコピーEAを使います。

そのため、普通のEAと同じで、口座自体は自分のものなので資金ロックはありませんし、入出金も自由にできます。

ロットも自分で決められるので、リスクを抑えたい方は低めにできますし、リスクを取って大きなリターンを狙いたい場合はロットを高くできます。

EAは相場状況に合わせてオンオフしたり、資金管理をしたりしなければなりませんが、PACならそういった管理も全部運営さんのトレードにお任せできるので、特に自分で何かをする必要もないです。

そしてこの運営さんがものすごい大金でリアル口座を動かしているので、これだけの大金ということはリスク管理も徹底しているのだろうと思い、僕も始めた形です。

そしてほったらかしで177%いけました。

下記記事にmyfxbookの実績やEAの詳細について解説していますので、ぜひ見てみてください。
1年で600%超えの利率を出しながらリスク管理を徹底した完全放置システム【PAC】

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