損切りは新たな負けパターンに出会ったときのためにある

こんにちは、アサヒです。

4月15日水曜日。

今日は今までと違ったトレードをしてみました。

そして負けました。笑

ただ、新たな負けパターンに出会ったときは、すぐに損切りしないといけないということを学んだので、非常に勉強になるトレードでした。

適切に対処することが相場では重要ですね。

それでは今回のトレードを振り返りたいと思います。

環境認識では強弱が綺麗に揃う

AUD>GBP>JPY>EUR>USD

上記の順番に強弱が並んでいました。

強いグループはAUDとGBP、弱いグループはEURとUSDという感じです。

しかし、移動平均線とローソク足の位置関係を見てみると、いつもエントリーしている1時間足ではチャンスがなさそうでした。

ローソク足が20MAや50MAの中に潜り込んでいたのです。

いつもと違い4時間足でエントリーを試みる

そこで4時間足を見てみました。

すると、4時間足でも通貨の強弱が綺麗に先述の順番で並んでいます。

『これは4時間足でトレードするチャンスかもしれない。相場はフラクタルというし、いつものトレードルールを4時間足に適用すればいけるだろう。』

そう考えて、AUDUSDとEURAUDを狙うことにしました。

ロンドン時間に動き出す

4時間足で狙うといっても、まだ20MAから離れていたので、しばらく時間がかかりそうだなと感じました。

しかし、ロンドン時間になると急に動きだし、EURAUDにチャンスが来ました。

ちょうど15時頃、20MAにタッチしたので、ショートエントリー!

ストップロスと利確ラインをセットして、午後の用事のためチャートを閉じました。

4時間足の値幅の大きさにビビる

数時間後、チャートを確認してみると、めちゃくちゃ上昇してました。

しかも4時間足レベルなので逆行のpipsが違います。

普通の100pipsとか逆行してました。

『あ、これはやばいやつかもしれない。』と思い、再度分析することにしました。

まずストップロスの位置ですが、ここまでいくと400pips近くの損切りとなります。

もちろんその途中にある50MAで反発して下降する可能性もありますが、それが判断できるのはかなり時間が経ってからです。

4時間足なのでめちゃくちゃ待たなければなりません。

その間、含み損を抱え続けるというのは精神的にかなりきついです。

なので、もうこれは落ちてこないと判断できたら、ストップロスまで待たずにすぐに切ろうと思いました。

実はダブルボトムを形成していたので反転の瞬間だった

『もう一度、落ちてくる可能性はないだろうか、せめて建値で逃げたい。』

そう願いながら4時間足、1時間足とチャートを見てみました。

すると、綺麗なダブルボトムを形成しているではありませんか!

4時間足↓

1時間足↓

綺麗にフラクタルです。

4時間足でも1時間足でも出ているということは、かなり信憑性のある反転サインなのではないでしょうか。

僕がショートエントリーした位置は、ちょうどネックラインを超えたところで、まさにダブルボトムが完成したタイミングだったのです。

つまり絶好のロングポイントということ!

これに気付いたときには心底がっかりしました。

なぜもっと早く気付けなかったんだろうと。

チャートパターンは知ってるけど意識したことがない

ダブルボトムやヘッドアンドショルダーなど、一応チャートパターンは知っています。

ですが、僕はトレードにおいてチャートパターンを意識したことはありません。

なぜなら、今まで出会ったことがないからです。

今回初めてダブルボトムに遭遇しました。

こうやって完成したあとに見てみると、綺麗にわかるものなんですね。

わかった時点で僕の順張りのシナリオは否定されたので、即損切りです。

本当はまたネックラインまで戻ってくることを期待しましたが、未来は誰にも予測できません。

そもそもFXとは値動きを予測するものではなく、『こういうパターンになったこうする』とシナリオを描いてその通りに実行することです。

そして、予期せぬシナリオになったらエントリーしないか損切りです。

僕は今回、予期せぬシナリオになったので、諦めて損切りしました。

本当はもっと早く損切りすべきでしたが、ずるずる引きずってしまいました。

未知の負けパターンにはこれからも遭遇する

今回のトレードで、どうして負けたかを分析することは大事です。

しかしそれ以上に、今回のように自分が予期しない負けパターンに遭遇した時に、冷静に対処できるかの方が大切だと思っています。

僕はまだまだ経験が浅いです。

長年やってる人なら、『この動き方はあの時と似てるぞ』と感覚的にわかるものだと思います。

しかし僕にはその経験値がないので、これからも必ず未知のパターンに遭遇するでしょう。

その時に、『なぜこういう動きをしているのか』と理由を求めても仕方なく、すぐに損切りしていかに損失を小さくするかが大事だと思います。

相場は何が起こるかわかりません。

予期せぬことに対応する力がなければ、コツコツドカンで利益をすべて吹っ飛ばすことになります。

それだけは絶対に避けなければなりません。

今回のトレードを振り返ると、ダブルボトムで当初のシナリオが否定されているにも関わらず、『もしかしたら下がるかもしれない』とお祈りトレードをしていました。

お祈りトレードほど再現性のないものはありません。

再現性がなくなったらすぐに損切りする。

そのために損切りがあるのだと学んだトレードでした。

あえて4時間足でトレードするとしたら

今回のトレードは、早めの損切りで対処できていれば、個人的にはOKなトレードだったと思っています。

ですが、それでは勉強にならないので、なぜ今回のトレードが失敗したかを振り返りたいと思います。

感覚的な問題になるかもしれませんが、トレンドが伸び切った印象を持ってもよかったのかなと思います。

というのも、ここ数日ずっとオージーが強い状態でした。

それが、1時間足で移動平均線の中に潜り込んでいたので、そろそろ転換するかもしれないと判断してもよかったですね。

そうすれば、ダブルボトムにも気付けたと思います。

また、『転換するかもしれない』と感じたら、順張りでは狙えなくなるので、この時点で方向感がつかめずノートレードにすべきでした。

完全にポジポジ病ですね。

1時間足でエントリーできないから、4時間足でエントリーポイントを探して、無理やり理由付けしてエントリーしてしまいました。

また、4時間足は値幅が大きいので、ロットを下げてもよかったなと思いました。

例えば0.01ロットでエントリーしていれば、900円程度の負けで済んだわけですからね。

金額に振り回されることがなければ、50pipsくらい逆行した時点ですぐ損切りできたと思います。

ポジションサイズは本当に重要ですね。

いろいろ振り返ってみると、やっぱり僕は1時間足でのトレードが向いているみたいです。

転換するときも、先に動きが出るのは下位足からですしね。

4時間は長過ぎて僕にはあってなさそうです。

Twitterなんかを見ていると、トレンドラインや水平線を引いてシナリオを立てている人がたくさんいて、本当にすごいなと尊敬します。

僕もラインを引けるようになりたいのですが、なかなか難しいものですね。

とりあえず移動平均線で勝っている実績があるので、それを信じて、この手法を確実に自分の中に落とし込めるように頑張りたいと思います。

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