こんにちは、アサヒです。
6月12日金曜日。
週末なのでノートレードでもいいかと思いましたが、通貨の強弱がはっきりしているように見えたので、トレードしてみることにしました。
正直、ちょっと自信はありました。
ですが全く違う方向に行ってしまったのでがっかり。
なんとか同値撤退で逃げ切り、損失は免れましたが、自信があっただけにショックも大きかったです。
が、一応逆行した場合のシナリオも事前に描けていたので、その点はよかったと思います。
予想を当てることに自信を持つのではなく、シナリオを描く力に自信を持たなければなりませんね。
トレードは予想するものではないですから。予想なんてしてたら負けてしまいます。
それでは、今日のトレードを振り返ります。
環境認識では円が強くオージーが弱い
今週は途中まで方向感がつかめませんでしたが、急に円が強くなってパーフェクトオーダーを形成する通貨ペアが多くなりました。
また、あれだけ強かったオージーが売られ弱くなっていました。
JPY>EUR=USD>GBP>AUD
強弱をつけるとしたらこんな感じでしょうか。
オージーとポンドが弱く感じたので、AUDJPY、GBPJPYを検討してみることに。
ただ、ポンドは15時から指標があるので避けることにしました。
しかも、これまでの結果を振り返ると、ポンドの勝率は悪かったので、なんとなく触りたくないなあという気持ちもありました。
ということでAUDJPYのショートを狙うことにします。
ここまではっきりしてれば勝てるだろうとちょっと自信もありました。
午後にチャートを見ると偶然にもチャンス到来
AUDJPYは20MAから離れていたので、時間がかかるかもしれない、もしかしたら戻ってこずトレンドが続伸するかもしれないとも思っていたので、エントリーチャンスはないかもしれないと期待していませんでした。
しかし、13時台に何気なく見てみると、20MA付近でうろちょろしていました。
上ひげをつけて20MAを抜けていて、これはレジスタンスになっていそうだと思い、ショートエントリーしました。
あとはロンドン時間で落ちていくだろうと思い、チャートを閉じました。
ロンドン時間以降爆上げ
15時台に確認してみると、20MAを大きく突き抜けて上昇していました。
割と自信があっただけにびっくりです。
ボラが大きいので一旦逆行して落ちてくるパターンかとも思いましたが、それにしては抜けすぎなような気もしました。
一応、16時の足で建値まで戻ってきたので、このまま下抜けを期待しました。
しかし、そこをサポートにして一気に上昇。
『あ、これはヤバいやつだ』と思い、もう一度建値まで戻ってきてくれることを願って、利確ラインを建値にしました。
このパターンはポンドでよく負けていたやつです。
オージーでもこのパターンに巻き込まれるとは。
円シリーズが同じような動き
ここでGBPJPYを確認してみると、AUDJPYと同じように20MAを上抜けたあと一旦下降し、サポートにして上昇していました。
ポンドのパターンで負けるのを回避するためにオージーを選んだのに、結局オージーでも同じ動きになっているのが残念でした。
AUDJPYは、どちらかというとAUDUSDと似たような動きになることが多いです。
AUDUSDも見てみると、やはり似たような値動きになっていました。
また、GBPJPYは、GBPUSDと似たような動きになることが多いです。
というわけでGBPUSDも確認してみると、やはりGBPJPYと似ていました。
つまり、AUDJPYもAUDUSDもGBPJPYもGBPUSDも全部似たような値動きだったのです。
ということは、午前中は円が強かっただけで、弱い通貨ははっきりしていなかったのかもしれません。
環境認識をミスったかもしれません。
こうして並べてみると、ニューヨークタイムで円よりドルシリーズの方が綺麗なチャートを描いているように見えます。
とはいえ、もうエントリーしてしまったので、このポジションをどう処理するか考えなければなりませんでした。
マルチタイムフレーム分析の重要性に気付く
とりあえず、どこまで上昇しそうかを探ることにしました。
すると、もう少しで4時間足の20MAに到達しそうでした。
『そうか、上昇に切り替わったわけではなく、まだ下目線で、今は深い戻しを付けている最中なのかもしれない。自分がエントリーしたのは浅い戻しで入っただけなのかもしれない。』と考えました。
もちろん、これがあっているかどうかなんてわかりません。
大衆心理を自分なりに理解しようとした結果です。ひょっとしたら自分の都合のいいように考えていたかもしれません。
ですが、可能性はあるだろうと思い、4時間足の20MAでの反発を想定して、放置することにしました。
ニューヨーク時間で建値まで落ちてくれることを祈りました。
ここを抜けたら根拠が崩れるので潔く損切りです。
でかめの損切りとなりますが、ストップロスを置いて待つことにしました。
上目線と下目線の攻防
すると、予想通り4時間足の20MAで反発して下降してきました。
『もしかしたら、建値を超えて当初の利確目標までいけるかも?』なんて考えましたが、それは次回以降に同じパターンに遭遇したら検討するとして、今回のトレードでは負けないことを最重視しました。
とはいえ、『4時間足20MAの反発狙ってナンピンしとけばよかったなあ』『いや、そもそも1時間足ではなく4時間足でエントリーすべきだったのか?』など、いろいろ考えてました。笑
タラレバを考えていても仕方ありませんね。
下降の勢いが強かったので、このまま建値までいきそうと思ったのですが、ちょうどここで1時間足の20MAがサポートに入ってしまいます。
もしこの波が上昇に切り替わるところだとしたら、1時間足の20MAをサポートにしてガンガン上がっていくかもしれないと思いました。
となると、ここで損切りしてしまった方が得策なのかもしれません。
ですが4時間足でみればまだ下目線・・・
大衆はどう考えているのだろうかと迷いました。
その結果、諦めて寝ることにしました。笑
今回のトレードはもうどうなってもいい、それよりも、次回同じパターンがきたときに、どう対処するかルールを決めようと思いました。
とりあえず今の時点では、損切りもナンピンもせず、同値撤退を目指すことをルールにしました。
値動きに翻弄されても仕方ありません。
これでもし上昇して大きな損失をくらった場合は、ナンピンなども考慮したルールを考えようと思いました。
まずは基本ルールの徹底ということで同値撤退です。
ニューヨーク時間で運良く決済
翌朝起きてドキドキしながらチャートを見てみると、建値を少し下抜け、そのタイミングで決済されていました。
その後また上昇していますが、大きな流れとしては下目線が勝ったのかもしれません。
無事に逃げることができてよかったです。
同値撤退の判断が遅かったかも
どうせ同値撤退するなら、もっと早くしておけばよかったかもしれません。
15時台で20MAを大きく上抜けた時点で、利確ラインを建値にしておけば、次の足でもう撤退できていました。
まあ結果論なので優位性があるかわかりませんが、次回もしこのパターンに出会ったときはいろいろ検討してみたいと思います。
例えば今回建値まで戻ってきたのはたまたまかもしれませんし、ナンピンした方が深い戻しもいらないので早めに撤退できていたでしょうし、ポジションをどう処理していくかは今後の大きな課題ですね。
今一度ルールを考えたいと思います。