こんにちは、アサヒです。
4月22日水曜日。
ポンドが売られまくった翌日なので、環境認識ではポンドが弱く見えます。
ただ、これが今日も継続するのか、それとも深い戻しがあるのか微妙なところでした。
そのため、今回はデイトレなのに日をまたいだ長いトレードになってしまいました。
今後こういうパターンに遭遇したときのために、振り返りたいと思います。
環境認識ではポンドが弱い
午前中の環境認識では、結構綺麗な相関になっていました。
USD>EUR>JPY>AUD>GBP
このような順番になっていて、GBPが全体的に弱かったです。
前日に売られまくったのでそうなりますよね。
なので、GBPシリーズは全部狙ってもよかったのですが、比較的パーフェクトオーダーが綺麗だったGBPUSDとGBPJPYを狙うことにしました。
GBPJPYが午前中にチャンス到来
10時台にGBPJPYを見てみると、すでに20MA付近でヨコヨコしていて、ちょうどタッチしたところでショートエントリーしました。
すると、含み損を抱えることなくスルスルと下へ落ちていきました。
利確目標は前日安値の実体にしました。密集していて意識されていそうだったからです。
欧州時間になるまでは到達しないだろうなと思っていたのですが、なんと13時台に勢いよく下落。
想定していた利確目標に到達しました。
が!しかしです!
確かにチャート上では到達しているように見えるのですが、スプレッドのせいで3pipsほど差があったため、ギリギリで利確されていませんでした。
気付いたときにすぐ利確すればよかったのですが、もしかしたらもう一度到達するかもしれないと思い、我慢しました。
すると、徐々に上昇に転じていきます。
『やっぱり利確しておけばよかった・・・』とめちゃくちゃ後悔しました。
というのも、まだ欧州時間前なので、下落しても一旦戻すだろうと想定できたからです。
なので、ここで一旦利確して、戻り目で再度ショートを打つべきだったなと反省しました。
結局このポジションは決済しないまま、欧州時間を迎えることとなりました。
欧州時間に建値まで戻る
欧州時間でトレンドの続伸を期待していたのですが、なんと建値まで戻ってきてしまいました。
しかも、そこで下降に転じるかと思いきや、20MAもぶち抜いて上昇していきました。
一度含み益を見ていただけに、ここまで反転されると精神的に辛いものがあります。
『あの時利確してれば・・・』とすごく後悔しました。
ただ、もし利確していたとしたら、僕はまた20MAにタッチしたところで再エントリーしていたと思うんですよね。
だからどっちにしても含み損は抱えたと思います。
確かに、1日で2回目の20MAタッチは、勝率が悪いです。これまでのトレードを振り返ってもそれはわかります。
また、前日のトレンドの調整のため、深い戻しがくる確率も上がります。
ですが、じゃあエントリーを我慢できたかと言われると、僕の性格上、やっぱりエントリーしていたんじゃないかなと思います。
というわけで、含み損を抱えるのは必然だったとして対策を考えていきます。
このポジションを損切りすべきかどうかですが、僕はホールドすることを選びました。
なぜかというと、4時間足で見たときに、まだ下降目線だったからです。
おそらく上昇するにしても、4時間足の20MAで反発するだろうと想定しました。
すると案の定、綺麗に反発しています。
なので、一旦は上に行くかもしれないけど、いずれ戻ってくるだろうと思い、損切りせずにホールドしたのです。
ナンピンしたいけど様子見
なんとなく、まだ下がるはずだという思いがあったので、ナンピンしようか迷いました。
ナンピンのタイミングは、1時間足の50MAにタッチしたところ、あるいは、4時間足の20MAにタッチしたところです。
ですが、僕はまだトレードの練習段階だと思っているので、勝とうが負けようがどっちでもよく、方向性があっているかどうかを検証する方が大事だと考えました。
なので、とりあえずナンピンは我慢することにしました。
建値まで戻ってきたら決済すればいいし、さらに加速しそうなら当初の利確目標まで引っ張ればいいと考えていました。
ただ今見てみると、4時間足の20MAで綺麗に反発しているので、やっぱりナンピンしておけばよかったかなあとちょっと悔しいです。
とはいえ、ここに到達したのは僕が寝ているときだったので、しょうがないですね。
夜は眠いので寝ます。睡眠不足は敵ですからね。
自分の心と向き合う
翌朝起きてみると、確かに建値まで戻っていました。
利確ラインを建値にしていれば決済されていたでしょう。
しかし、一度含み益を見てしまっているため、なかなか建値で決済する気持ちになれませんでした。
ここまで来たなら、当初の利確目標まで下がってくれるかもしれないと思い、まだホールドし続けました。
その晩、ぐぐっと落ちて来て、再び建値に到達。
さらに下がっていき、20pipsほどプラスになりました。
しかし、ここでも決済せず、待ちました。
ところが、ニューヨークタイムが始まるや否や、急激に上昇。
ストップロスまで到達し、損切りされてしまいました。
今振り返ってみると、エントリーしたラインがサポートになって何度も反発してますね。
方向感が出ず、レンジっぽくなっているようにも見えます。
やはり、当初のシナリオから逆行した場合は、建値で逃げた方がいいですね。
ですが、今回損切りを経験できてよかったです。
もし仮にうまく利確できてしまった場合、また次回このような場面に遭遇したときに、逃げれないと思うのです、僕の性格的に。
なので、こういった損切りを経験することで、同値撤退が大事だということを体に覚えさせることができました。
やはり負けトレードからは学ぶべきものがたくさんありますね。
GBPUSDで15分足トレードするも惨敗
ところかわって、GBPUSDも、GBPJPYとほぼ同じような動きをしていて、ショートを狙っていました。
ですが、GBPUSDの方はなかなか20MAにタッチしません。
そこで、15分足に落として見てみることにしました。
昨日の記事で、欧州時間までに1時間足の20MAに到達しなかったら15分足の20MAタッチでエントリーしようと書きました。
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⇒1時間足の20MAにタッチする前に欧州時間を迎えたら15分足で戦おう!
その意識があったので、今回は15分足の20MAタッチでショートを打ってみました。
利確目標は昨日の安値だったのですが、含み益を見る間もなく速攻で上昇していきました。
直近高値に設定しておいたストップロスに引っかかり損切り。
惨敗に終わりました。
15時〜16時台は逆行しますね。この時間帯は気をつけなければなりません。
また、15分足で入る場合は、急激なトレンドが出ている場合でなければなりません。
昨日のGBPはそういう急激なトレンドだったので、1時間足の20MAから乖離していました。
ですが、今日はトレンドというほどの勢いもなく、普通だったので、15分足はNGでした。
しかも、急激なトレンドが出た次の日は、調整で落ち着くこともあります。
なので深い戻しがくることも想定しておかなければなりませんでした。
それを考えると、15分足は今回は合わなかったなと思います。
GBPUSDの1時間足で再エントリー
欧州時間になって、GBPUSDが1時間足の20MAにタッチしたので、再度ショートエントリーしました。
しかし、GBPJPY同様、ぐんぐん上昇していきます。
含み損が大きくなっていきますが、どこでイグジットするかを考えました。
4時間足を見てみると、やはりまだ下降目線だと思いました。
なので、このまま上昇したとしても、4時間足の20MAで反発するだろうと思い、放置することに決めました。
すると、GBPJPYとほとんど同じような動きで、20MAでちゃんと反発しました。
ナンピンも考えましたが、先述したように、方向感が大事なので、このポジションだけで戦うことにしました。
建値で逃げるかプラ転を待つか
GBPJPY同様、建値で決済すべきか、それとも利確目標まで待つか悩みました。
とりあえず、これも経験だ!ということで、待ってみることにしました。
すると、何度か建値まで戻るも、反発して上昇しています。
やはりここがサポートになっているようです。
リアルタイムでは気付きませんが、あとになってみるとはっきりわかりますね。
まあチャートとはそういうものです。後付けです。
GBPJPYはストップロスで狩られたものの、GBPUSDはギリギリ耐えていて、まだポジションが残っている状態でした。
ですが、もうGBPJPYがなくなって気力もなくなったので、翌朝起きて決済しました。
というわけで今回の成績がこちら。
大敗ですね。
ですが、本当に学びの多いトレードとなりました。
今回のトレードで、想定と逆行した場合、どのように立ち回ればいいかを習得しました。
このトレードを活かして、次回頑張りたいと思います。