こんにちは、アサヒです。
4月2日木曜日。
今週はあまりトレードチャンスがありませんでしたが、ようやく通貨強弱がはっきりしてきました。
そこでトレードプランを考え、実行し、予想通りの方向に動いたにもかかわらず、同値撤退という名のチキン利食いをしてしまい、ほぼ利益なしで終了しました。
果たして今回の僕の選択は正しかったのか、振り返って検証したいと思います。
環境認識では円が強い
午前中に環境認識を行ったところ、円が強くユーロが弱い印象でした。
JPY>GBP>USD=AUD>EUR
こんな順番ですね。
なので、EURJPYのショートエントリーを狙います。
すでに20MAタッチ
環境認識の時点で、すでに20MAにタッチしており、さらに次の足に入っているところでした。
値動きがほとんどなかったので、ここでショートエントリーしてみました。
上図の矢印のところでショートを打ちました。
利確目標は前日安値の少し手前、ストップロスは直近で意識されていそうな水平線です。
こうして見てみると、リスクリワードが悪いですね。
リスクリワードが1:1になるようにストップロスを下げてもよかったかもしれません。
ロットを上げると少しの含み損にもビビる
エントリー後、ほとんど値動きはありませんでしたが、少しだけ逆行しました。
いつもならこれくらいの含み損、どうってことないです。
しかし、今月からロットを0.1に上げてエントリーすることにし、今日がロットを上げて初めてのトレードだったので、少しの値動きでもビビってしまいました。
pipsで見れば大したことないのに、ほんとダメですね、こういうビビり方は。
そして、ストップロスの位置にも怯えていました。
普段通り設定したのに、もしここまで到達したら損失がでかくなります。
先月は0.01ロットでトレードしていたので、利益も損失も10倍です。
損失を許容できない状態でトレードするのは非常にまずいです。
さらに、初トレードなので、なんとしても勝ちたいという気持ちが強かったです。
1回勝てば、2回目は負けてもトントンになるので気持ちに余裕が持てます。
しかし今回は負けるとマイナスからのスタートになるので気持ち的にやられそうです。
勝とうが負けようがどうでもいいというスタンスでトレードしなければ、冷静な判断はできません。
ここまでビビるとは思っていなかったので、まだロットを上げるのは早すぎたのかもしれません。
僕はエントリーした後あまりチャートは見ませんが、この日は気になりすぎてちょくちょくチャートを見ていました。
下落の兆しが見えてホッとする
午前中にエントリーしたので、なかなかチャートが動きません。
少しの含み損になったり含み益になったりを繰り返し、その値動きに翻弄されていました。
ロンドン時間まで待つしかないとわかってはいたものの、それでも気になっていました。
そして15時ごろになって、ついにグッと落ち始めました。
ようやくしっかりした含み益に変わりました。
これで一安心です。
もう絶対に損失を出したくないと思い、ストップロスの位置を建値の少し下まで移動させました。
これで上昇してきてもほぼ同値撤退できるので、マイナスになることはありません。
まあこの調子で落ちていくだろうと気楽に考えていました。
数pipsの逆行に耐えられず同値撤退
しかし、ずらして15分くらい経ったころにもう一度確認してみると、なんと一瞬だけ逆行してストップロスに狩られ、その後順行していたのです。
ほんとにわずか数pipsの差です。
でも、もしかしたら上昇に転じるのかもしれないと見ていましたが、ガンガン落ちていき当日安値に到達していました。
そこから少し戻してまた下落。
前日安値もぶち抜いていました。
ストップロスをずらさなければ予定通り利確できていたのか・・・と思うと、自分のチキンっぷりに呆れます。
そういえばこういう経験、以前にもあります。
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ストップロスをずらしてしまったばかりに、利益を取れなかったトレードです。
これは自分のトレードスタイルを見直さなければならないかもしれません。
同値撤退はチキン利食いなのか?
僕はよく含み益が出たらストップロスの位置を建値までずらします。
それはやはり損失が許容できないからです。
プロスペクト理論に抗えていないのです。
だから、損失になるくらいなら同値撤退して、ノートレードだったことにしようと思っていました。
しかし今回のように、一瞬だけ逆行して狩られてしまい、本来取れるべき利益が取れなかったということは、チキン利食いをしているのと同じような気がしてきました。
そう考えると、ストップロスの位置をずらすのはぎりぎりまで待った方がいいような気がしますね。
ポジションを長時間保有すると耐えられない
僕の性格上、ポジションを長時間保有するのが嫌なのだと思います。
今回のトレードも、午前中にエントリーして夕方まで引っ張ってました。
その間ずっとドキドキしていました。
長時間ストレスを感じるのは嫌なので、含み益になった瞬間ストップロスをずらしたのだと思います。
ただ、そもそもの原因はロットが大きいからなのかもしれません。
もし、失ってもどうってことない金額であれば、わざわざストップロスを動かす必要もありません。
それに、エントリーする瞬間が一番冷静に考えられているときです。
その時の自分を信じて、トレードしたいものですね。
0.1ロットでも耐えられるメンタルを鍛えたいと思います。
チキン利食いが損切りを防ぐこともある
今回は予想通りの方向に伸びていったので、結果的にチキン利食いとなりましたが、実は過去には同値撤退で損切りを回避できた事例があります。
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しっかり落ちた後にストップロスをずらしたところ、急に逆行して狩られ、そのあとも逆行を続けたので、損切りを免れました。
こういうパターンもあるのでストップロスをずらしたくなるんですよね。
確率的にどっちの方がいいのか検証した方がいいのかもしれません。
が、どちらにしても、ずらすのが早すぎると狩られる可能性が高いので、しっかり落ちたあとにずらすことにします。
これは考え方によってはトレイリングストップとも言えますよね。
良く言えばトレイリングストップ、悪く言えばチキン利食い。
自分のトレードルールがどちらに当てはまるのかを考えながら日々検証したいと思います。
ただ今回のトレードでは精神的に安定する方法を選んだので、利益は取れなかったものの、負けなくてよかったなと思います。
初戦は大事ですからね。
次のトレードに期待したいと思います。